常に温泉地ランキングで上位にくる温泉が群馬県・草津温泉ですね。草津温泉は日本一の温泉自然湧出量を誇り、温泉の質も素晴らしく、間違いなく日本の名湯の一つに挙げられると思います。
草津温泉をオススメしたい理由の一つは、温泉の質ももちろんですが、温泉宿の質が高いのも魅力的です。そして、『意外と行けちゃう名湯』という点も挙げたいと思います。
温泉大国日本は、日本全国どこにでも温泉があります。その中でも名湯と呼ばれる温泉には、北海道の登別温泉、大分県の別府温泉、由布院温泉、鹿児島県の指宿温泉などがありますが、地域によっては行きたくてもなかなか行けない温泉ですよね。登別温泉は北海道の人、別府温泉・由布院温泉は九州・四国の西側、指宿温泉は九州南部の方は行きやすいですよね。でも草津温泉なら関東近辺はもちろん、東北地方からも1泊2日で十分に来れますので、やはり「気がるに行ける名湯」というのはポイントが高いのではないでしょうか。
草津温泉の魅力の一つは、やはり湯畑でしょうね。長さ約60m、幅は約20mという広大な湯畑です。湯畑とはお湯が滝のように噴き出してくる光景が見られるもので、温泉街の中心部にあります。夜はライトアップされていて、ますます幻想的になります。これを見ないと草津温泉に来たという感じがしません。そして『湯もみショー』も一度は見ておきたいですよね。草津温泉のモットーは源泉を薄めずにお湯を楽しむというところです。熱いからと薄めたら効果が半減しますし、かといってそのままでは大やけどになりますからね。そこで水で薄めずに適温まで冷ますために考えられたのが『湯もみ』なんです。「♪草津よいとこ一度はおいで～」という草津節（→草津節の詳細はこちら）を歌いながら板を動かす様はやはり見ておきたいですね。ちなみに湯もみ体験もできますよ。
そして草津温泉は風情を大事にしている温泉街なので、都会の喧騒を忘れて、のんびりとした昭和レトロの雰囲気を感じさせてくれます。温泉に入って身体を癒し、温泉街を歩いて心もリフレッシュできますね。こんなところが都心からでも簡単に行けるのですから、仕事や私生活で疲れた時に、1泊2日でリフレッシュしに行ってみるのもいいですね。
私はすでに5回くらい草津温泉に行っています。旅館も毎回変えているのですが、どこに泊まっても料理や接客、お風呂も最高です。草津温泉に行って満足しない人はいないと思いますよ。